カイウサギ

家畜種として最も多く流通するウサギ

カイウサギは別名「イエウサギ」と言われることもある、ペット用・家畜用として最も多く流通している品種です。
ペットショップや動物と触れ合うことができる牧場施設に行くと、真っ白い毛並みに赤い目をしたタイプのウサギを見かけることと思いますがそれがカイウサギです。

イエウサギはもともとはスペイン東半部に野生種が生息していた「アナウサギ」の一種で、のちに移入種としてヨーロッパの各地にまで生息範囲を広げていきました。

日本においてはこのアナウサギが国内に入ってきたときに家畜化し、名前をカイウサギとして全国各地で繁殖をさせました。
日本国内でも野生のアナウサギ(カイウサギ)はおり、主な生殖場所は全国の13ヶ所とされています。

体の大きさはそれほど大きくなく、平均的な体長は35~45cm、耳を含んだ長さでも43~55cmくらいまでです。
尻尾が短めであることが特長で、短いものなら2cm程度、長いものでも5~7cmくらいしかありません。

体重は1.4~2.3kgですが、栄養状態がよければ3kgを超えることも珍しくないようです。

日本固有のウサギとしては「ニホンノウサギ」というものがいるのですが、そちらはカイウサギと比較して前肢が細くて長く、耳の長さも細めで長くなっています。

カイウサギは筋肉質で前肢が短くどちらかというと後肢が発達しています。
移動をするときには後ろ足でぴょんぴょんと跳ねるようにして、筋肉質で短い前肢がむっくりとした可愛らしい見た目をしています。

ペット用だけでなく医療用や実験用にも使用されます

カイウサギは家畜用に繁殖をさせてきた品種ということもあり、ペット用だけでなく医療用や実験用にも多く用いられています。

品種として気性が穏やかで飼いやすい性格をしているので場所を問わず人間と一緒の生活に向いています。

餌は主に草や樹の葉などの植物で、他にも樹皮や果実なども好んで食べます。
赤ちゃんウサギの頃には固形物が食べられないこともあるので、もし子うさぎの頃から自宅で飼育するならペレット状の柔らかいタイプのラビットフードを与えるようにすいましょう。

ペット用に繁殖しているカイウサギは大きく真っ白の「アルビノ種」と、黒白に体の色が分かれた「パンダ種」があります。

子供にウサギの絵を書かせると大抵がこのアルビノ種の白い体と赤い目を描きますが、これは実は戦時中に国の推奨によって大量に繁殖をした「日本白色種」の影響です。

ウサギの目が赤いのはアルビノという体内の色素がない体質のため血液の色がそのまま瞳に出てしまうからです。
アルビノは特殊な遺伝子によるものなのですが、大量に繁殖させたことによりカイウサギでは珍しいものではなくなりました。

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