トビウサギ

見た目はウサギだがネズミの中間

トビウサギはほっそりとした体つきに発達した後肢、長い耳と細く伸びた尻尾を持った動物です。
見た目は大きくて長い耳を持っていることから名前は「トビウサギ」となっていますが、正確には齧歯目のトビウサギ科と分類をされているネズミの仲間です。

トビウサギの原種が生息しているのはサバンナ地域で、主にアフリカ東部~南部にかけての平野部に多く見つかっています。

生息数そのものは決して少ない方ではなく生息域もかなり広範囲となっているので珍種・レア種というわけではないのですが、やはりその見た目の珍しさとインパクトもあってか写真家やペット愛好家からの支持はかなり高いです。

野生のトビウサギは夜行性で、光が強く当たる場所は好みません。
そのため夜のサバンナを歩いていても、ライトを当てた瞬間に逃げ出してしまうのでなかなかじっくり観察をすることができません。

もともとは野生種なのであまりペットに適しているとは言えないのですが、上手に飼育をすればかなり長生きをしてくれるので余裕のある環境を用意してあげられる飼い主さんなら心配いりません。

野生のトビウサギは昼間は穴を掘って中で寝ているので、飼育をするときにはあまり光が強くない日陰に広い空間を用意してあげてください。

ジャンプ力が高く身軽な体が特長

トビウサギはその名前からもわかるように非常にジャンプ力に優れているという特長があります。
平均的な体長は35~43cmくらい、体重は3~4kgくらいと一般的なウサギの中型種でも小柄な方に入るのですが、長い後肢から繰り出すジャンプはかなり力強く、数メートルを軽々と飛び越えます。

またウサギは普通鳴かない動物なのですが、ネズミの仲間であるトビウサギは大きな声で鳴くことがよくあります。

昼間には穴を掘って休憩すると先に少し書きましたが、この穴も体が隠れるくらいの浅いものではなく80~120cmくらいにも及ぶかなり深いものとなっています。
行動範囲が非常に広く、一日で10km以上も移動する個体もよくあります。

このように非常に運動能力が高く、行動範囲が広いトビウサギなのでペットとして飼育をするならかなり広い環境を用意してあげなくてはいけません。

普通のウサギに使用できる室内用のケージでは軽々と飛び越えられてしまいますので、普通の住宅内の室内飼いをすることは難しいでしょう。

無理に狭いケージ内で飼育をしようとすると、ストレスのために病気になりがちになったり、無理な運動をして怪我や脱走をしてしまうこともあります。

最大のネックは動物病院でトビウサギを受け付けてくれるところがほとんどないということで、飼育をする前に最寄りのエキゾチックアニマル専門の獣医の診療所を調べておきましょう。

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