ヒマラヤン

白い毛並みと茶色い耳と肢先が特徴的

ヒマラヤンは、その名前の通りにヒマラヤ地方に原種が生息してきたウサギの一種です。
ちなみに猫の品種にも「ヒマラヤン」というものがいますが、そちらは北米と英国地方を原種としたペルシャ猫とシャム猫を異種交配した猫です。

ペット用のウサギとしてはヒマラヤンは決して流通量の多いウサギではなく、あまり多くのペットショップで見かけることができません。
ちなみに価格もかなり高く純血種の場合には一体あたり5万円~7万円くらいの価格がついています。

見た目の大きな特長は体を覆う真っ白い被毛と、耳と鼻先、前肢・後肢だけに黒褐色の毛が生えているということです。

またカイウサギのアルビノ種のように真っ赤な瞳をしている個体も多く、その独特の見た目に引かれてペットとして飼育を希望する人も多く見られます。

原種出会った頃のヒマラヤン・ウサギは体毛がグレーや黒のものも多く見られていたのですが、ペット用品種として人気が高くなったヒマラヤン・ネコに似せる形で現在のような色の個体を多く繁殖するようになりました。

ウサギは全体的に個体によって大きさが大きく異ることがあるのですが、ヒマラヤンは平均的に小さめであり、ペット用の理想としてはだいたい1.6kgくらいまでの体重がよいとされます。

よく似た品種の「カリフォルニアン」との違い

ヒマラヤンと非常によく似た品種として「カリフォルニアン」というものがあります。
カリフォルニアンは全身のカラーがヒマラヤンと非常によく似ており、白い被毛と耳・鼻・前後肢のみ茶色で瞳が赤色というところが全く一緒です。

ただし体の大きさがかなり異なっており、カリフォルニアンの平均的な体重は4.5kgとなっています。
2kgにも満たない体重が平均であるヒマラヤンと比べると、カリフォルニアンはかなり大きい個体であるということがわかると思います。

なおカリフォルニアンはヒマラヤンとスタンダードチンチラを交配して新たに作られた品種であり、ヒマラヤン特有のアルビノ遺伝子を引き継いでいるからの類似です。
現在ではヒマラヤンよりもむしろカリフォルニアンの方が入手困難なレア種となっています。

飼育方法は一般的なウサギと変わらず草食性なので、木の葉や果実などを与えておくと健康に育ちます。
ただしカイウサギのアルビノ種同様に瞳に色素がないことから非常に紫外線に弱いという特長があります。
あまり屋外に頻繁に連れ出さず、直射日光の入らない室内で飼育をするのが望ましい環境です。

ヒマラヤンは体も小さく性格も穏やかなので、ペットとしては飼いやすいと言えます。
入手がしにくいという点はありますが、長く可愛がることができる品種としておすすめできます。

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