うさぎは自ら遊ぶのか?

一般的なうさぎの「遊び」についての見解

動物の知能についての研究によると、うさぎの知能は犬や猫に比べてかなり低いとされています。
一般的に動物の知能の高さは脳の重さに比例するとされているのですが、人間は0.89、犬は0.14、猫は0.12というのに対し、うさぎは0.07ということです。

ちなみに動物全体の傾向として、草食動物よりも肉食動物の方が狩りをして生活をする分、知能指数が高めになるということが分かっています。
つまり草食動物であり、かつ体が小さいうさぎは、動物全体の中でも知能が低めであるということになるでしょう。
確かにペットとしてうさぎを飼育していても、犬や猫のように飼い主と一緒に何かをして遊んだり、家の中で起こることを記憶したりというようなことはありません。

うさぎの知能の範囲にあるのは、条件反射として身の回りに起こる危険から逃げ出すといった本能的な部分に限られます。
遊ぶという行動は物を食べたり繁殖をしたりといった生命の維持活動とは異なる高度なものです。

基本的に本能で生きているうさぎですが、実は生活をしていると、しばしば特に意味はないのになぜか気に入ってるかのような行動をとることがあります。

ケージの中を動き回るうさぎがものをかじったり、口で何かを引っ張り出したりしているのは、遊ぶためにやっているのではないかと考えられます。

遊んでいると思われる行動

うさぎにとってできる遊びはそれほど多くありませんが、基本的にはものをかじることと跳んで動き回ることが中心になります。

うさぎを飼っている人は、時々ケージから出して部屋の中を動き回らせているのではないでしょうか。
このとき、ちょっと目を離してしまうと、部屋の中にあるものをかなりかじられてしまうことになるものです。

よくあることとしては、電気コードや電話線を噛み切られたり、柱の角の部分や障子の柱など、場合によってはかなり危険なものまでかじられたりします。
うさぎを外に出すときには誤って感電などをしないようにきちんとカバーをしておくことが必要です。

もう一つ、うさぎの大きな特徴が飛び跳ねて動くということですが、ぴょんぴょんと丸く動くようにして跳ねるのは遊びながら運動をしている時です。
ケージの中では動ける範囲が限られてしまうので、時々は広いところを動き回らせてあげると適度にストレス解消になります。

また、うさぎは野生では穴を掘って生活をしています。
そのため、じゅうたんやカーペットの上で穴を掘り返すような行動をとることがあるのです。

穴を掘る行動そのものがちょっとした遊びの要素になっているので、放し飼いにしていたらうさぎにカーペットをボロボロにされてしまった、ということもあるかもしれませんね。

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