うさぎのストレス対策

ウサギはストレスに弱い敏感な生き物

ウサギはペット用として室内飼育をしたとき、その飼い主の環境に合わせて順応することができる利口な動物です。
その反面で肉体的なストレスには弱く、ちょっとしたことですぐに体調を崩してしまうということもよくあります。

ウサギは全般的に暑さに若干弱く、寒さには比較的強いという性質を持ちます。
これはウサギの皮膚の汗腺が未発達であることが関係しており、皮膚で上手にできない体温調節を補うために長い耳介を広げて体温を逃がすという行動をとります。

とはいえ温度環境が30.2℃を超えると強いストレスを感じるようになっており、体温が40.5℃を超えると神経症状が起こって熱中症になるとされます。

ですのでウサギを飼育するときには夏場の温度環境には十分に注意をして、室内温度が30℃を超えないように気をつけましょう。

もともとが夜行性の動物なので、直射日光は好きではありませんし、アルビノ種の場合には瞳に直接日光が入るとダメージを受けます。

また食事においてウサギは非常に保守的な動物で、子うさぎの頃に偏った食生活をしていると成体ウサギになってからも食べられるものの範囲が狭くなってしまいます。

ウサギは一日食事をしなかっただけで脂肪肝を発症するリスクが高まる動物ですので、もし偏食から食べられるものが少なくなってしまうとそれだけ病気の発症率が高まります。

精神的なつながりもウサギ飼育では大切

実験用動物として飼育されてきたウサギと異なり、子うさぎの頃からペット用として人間と一緒の生活をしてきた場合には飼い主との精神的なつながりも重要になってきます。

これは野生のウサギは家族単位の群居を好み、集団生活での序列を意識する動物であることが関係しています。
そのため自分よりも上位となる人間に対しては従順となり、自分よりも下位となる年下の動物には攻撃的な態度をとります。

子供の時から人間に抱かれているウサギはスキンシップをすることで精神を落ち着かせることができますので、毎日のケアでなでてあげたり丁寧にブラッシングをしてあげるようにしましょう。

またウサギは大変清潔好きな動物であるので、自分が普段生活しているケージの中が糞尿や抜け毛で汚れているとストレスを募らせることになってしまいます。

不潔な環境は皮膚病の要因にもなるので、きちんと毎日ケージ内の清掃を忘れずに行うようにしましょう。

精神的に不安定になってしまったウサギは自咬症や拒食、軟便といった体の不調を示すようになります。
ウサギは基本的に感情表現が表に出やすい動物なので、最近元気がないなと思ったら何らかの要因で強いストレスを感じていることが考えられます。

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